ムダな動きがなくて済むのが理想的

効率の良い収納を考えるために、どんな時に面倒なことが起こるのか一例をあげてみます。電話で話しているときにメモが必要になったとしましょう。電話のそばにはメモもペンもないので、サイドボードまで歩いて引き出しを開け、メモを取り出します。ペンはそこにはないので、別の引き出しを開けて取り出しました。

たかが、紙とペンを取り出すだけのことにこれだけの手間がかかったのです。使った後には元に戻さなければなりません。面倒だからとそこらに適当に置いてしまえばいつまでたっても片づけられることはなく、ストレスがたまることになります。電話の脇にペンとメモを置く場所を作っておけば、こんな手間をかけずに済むわけです。

ペンとメモを探すのに必要な収納指数は?

サイドボードまで歩くのに5歩、引き出しを開け(収納指数1)、メモを取り出し(1)、また引き出しを開け(1)、ペンを取り出す(1)。これだけで、収納指数は合計9になります。戻す時にも同じだけの労力を使いますので、ペンと紙を取り出すだけのことに指数は18かかったことになります。電話の脇にあれば、これが0になるワケです。

面倒かそうでないかは、自分のいる場所からモノのある場所までの距離と、取り出すための手間の合計になります。これが大きければ大きいほど、出すのも面倒になり、しまうのも面倒になります。

ベッドわきには、避妊具なども手の届く場所に置いておく必要があります。すぐに使えないと興が冷めてしまうということだってあり得ます。夫がED気味の場合には、探している間に萎えてしまうこともあるでしょう。ベッドでは行為に集中するため、収納指数を0にすることが大切です。それでも不安な男性はバイアグラなどのED治療薬を服用するのが良いのですが、これもさりげなく、またすぐに効果があるわけではないのでセックスの前にタイミング良く飲めるような場所に収納しておく必要があります。

色やにおいなど五感すべてが収納指数に関わってきます

洋服ダンスのハンガーにこだわりを持つ人もいるでしょう。色を統一したりして、洋服だけでなくタンスの中身全体が美しく見えるようにすることで、服を選ぶ楽しみも大きくなるものです。しかし、そこにクリーニング店からもらったハンガーが混ざっているとどうなるでしょうか? 見た目のバランスが崩れ、美しくなくなります。

クローゼットの中がカビ臭くなってしまっていたり、扉を開けるたびにキーキーと音が鳴ったりすれば、嫌なものです。こうした「不快感」も収納指数に加えるべき項目です。モノを取り出したりしまったりするときには、五感すべてが影響します。匂うクローゼットには服をしまいたくなくなりますし、見た目の悪い洋服ダンスは整理する気力がわきません。

疲れて家に帰ってきてコートをしまおうとしたときに、きれいなハンガーラックがそこにあれば気持ちよく掛けられるでしょう。ですので、収納指数を考える際には、あなたの感覚も重要になるのです。配置だけでなく、収納用品のデザインや色なども考慮すると、部屋が片づきやすくなります。

部屋をスッキリとさせるためには、無駄な動きをしなくて済むようなモノの配置が大切です。必要なものを必要な場所に置き片づけやすくすることで、モノが散らからなくなります。また、匂いや色、触れた感じなど感覚的に片づけやすくなる場合とそうならない場合とがあります。収納そのものの、デザインや色、匂いなども勘案して指数を増減させるとよいでしょう。自分を気持ちよくさせることが大切です。

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